主要漁獲対象種と海況の長期変動にみられる相関性の解析(7)

主要漁獲対象種と海況の長期変動にみられる相関性の解析(7)

課題番号1992005051
研究機関名東北区水産研究所(東北水研)
他機関日水研
研究期間完S63〜H03
年度1992
研究問題水域における生物生産機構の解明
大課題東北海域における生物生産機構の解明
中課題東北海域における生物群集の動態と環境変動の関係の解明
小課題主要漁獲対象種と海況の長期変動にみられる相関性の解析(7)
摘要本課題は卓越魚種の交替のメカニズムを解明することを最終目標としながら、当面は主要漁獲対象魚種の変動と海況変動の関係を明らかにすることを目的としている。 本課題で取り扱った魚種はクロマグロ、マサバ、マイワシの3種であり、これらの魚種について、海況変動との関係がある程度明らかになった。クロマグロと海況との関係では、その回遊経路は三陸近海での暖水帯の形成のされ方に依存し、暖水帯の形成には親潮第1分枝の変動が重要な役割を持っていることを明らかにした。マサバ太平洋系群の漁獲量の長期変動傾向から、好漁時代には分布域の北への拡大、不漁時代には分布域の南への縮小が明らかになった。マイワシ漁獲量の長期変動と水温変動との関係から、マイワシの豊漁時には漁場水温が低く、産卵場水温が高いことと、不漁時には逆の関係であることを1800年代まで遡って明らかにした。本課題で最終目標とした卓越魚種の交替と海況との関係を明らかにすることはできなかったが、各魚種について、海況変動との関係がある程度明らかになった。ここに得られた成果は魚類の資源変動を考えるための基礎的な知見として今後の研究に応用される。
研究分担海洋環境・生環研(部長)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031187
収録データベース研究課題データベース

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