沿岸域の海況予測手法の開発(11)
沿岸域の海況予測手法の開発(11)
課題番号 | 1992005056 | ||
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研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) | ||
研究期間 | 継S63〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 水域特性の総合評価技術の確立 | ||
大課題 | 東北海域における海洋特性の総合評価技術の確立 | ||
中課題 | 海況予測手法の開発 | ||
小課題 | 沿岸域の海況予測手法の開発(11) | ||
摘要 | 黒潮続流の流路は絶えず変動しており,その変動が東北海区の沿岸域の海況を左右する要因の一つになっている.本年は黒潮続流流軸の100m深における指標水温を統計的に算出し,実用に際しての誤差の程度も検討した.その結果16〜19℃の範囲で季節的に変化する指標水温を用いれば,98%の場合高々15海里の誤差で黒潮続流流軸の位置を決定できることが示された.この研究により従来流れの資料と200m深の水温分布によって決められていた黒潮続流の位置が100m深の水温分布だけからでもほぼ正確に把握できるようになった.このことは今後の本海域の海況予測にとっておおいに役立つものと期待される. | ||
研究分担 | 海洋環境・海動態研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031192 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |