藻留め施設の効果に関する研究(56)
藻留め施設の効果に関する研究(56)
課題番号 | 1992005112 | ||
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研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) | ||
研究期間 | 止H01〜H02 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 増養殖場の管理技術の確立 | ||
大課題 | 東北海域における増養殖場管理システムの確立 | ||
中課題 | 北方系岩礁域における管理技術の開発 | ||
小課題 | 藻留め施設の効果に関する研究(56) | ||
摘要 | 藻留め施設の寄り藻捕捉量は、施設の設計を改めることで改良前の施設に比べ、数十倍に増加したが、アワビ・ウニの蝟集に対する効果は殆ど変りがなかった。しかも、それらの棲息密度は当該実験漁場の平均より若干低い傾向を示した。この原因は、施設周囲の天然海底がアワビ・ウニの棲み場として不適当であることによるものか、あるいは大量の寄り藻の滞留が逆に忌避効果を生んだことによるものかと考えられた。従って、施設の利用以前にアワビ・ウニの天然の棲息場環境の解析が必要であるため、本課題の遂行は中止した。 | ||
研究分担 | 資源増殖・魚介増殖研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031248 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |