耕地における栄養塩類等の挙動と流出抑制(107)
耕地における栄養塩類等の挙動と流出抑制(107)
課題番号 | 1992000119 | ||
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研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) | ||
研究期間 | 継S63〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生態系に調和した作物生産管理技術体系の確立 | ||
大課題 | 耕地土壌環境の診断技術と管理技術の確立 | ||
中課題 | 土壌環境の管理技術の開発 | ||
小課題 | 耕地における栄養塩類等の挙動と流出抑制(107) | ||
摘要 | 二段施肥および表層施肥(対照区)を行った水田において、中干し前後の深さ40cmの土壌水中窒素濃度を詳細に調査したところ、いずれも 0.6mg/L以下となり、中干しが水田からの窒素の流出量を増大させないことを明らかにした。本年度は二段施肥区の施肥量を対照区よりも 20〜31%減じたが、二段施肥区は収量で 13〜17%、食味計による食味値で 11〜14%対照区を上回り、施肥直後の田面水への窒素の流出が少ないことと併せて、二段施肥の利点が示された。また水田中に立てたうね上に生食用とうもろこしを栽培する方法を試み、高さ40cmのうねで 2.04t/10aの収量をあげ、水田の浄化機能を活用したとうもろこし栽培の可能性を示した。 | ||
研究分担 | 土壌肥料・水質保全研(水質保全班) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031369 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |