食用油脂がグリセロ脂質合成系に与える影響(215)

食用油脂がグリセロ脂質合成系に与える影響(215)

課題番号1992003598
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間継H02〜H04
年度1992
研究問題品質成分の解明及び評価
大課題食品の健全性に係わる成分の評価及び開発
中課題栄養素の生理・生化学的機能の解明
小課題食用油脂がグリセロ脂質合成系に与える影響(215)
摘要肝臓ミクロソームのジグリセリドアシルトランスフェラーゼ(DGAT)はトリグリセリド合成の最終段階を触媒する酵素であり、その活性変化は肝臓でのトリグリセリド合成ひいてはリポタンパク質の合成変化を介して血清脂質濃度に影響を与えると考えられる。不飽和度の異なる食餌脂肪を用いた動物実験の成績から、肝臓ミクロソームのDGAT活性は基質であるミクロソームのジグリセリド(DG)の脂肪酸組成の変動に対応して変化し、不飽和度の増加はその活性を低下させる可能性が示された。そこで今年度、異なった脂肪酸組成を持つ合成レシチンよりホスフォリパーゼC処理により調製した種々のDG分子種を基質として酵素活性を測定した。1及び2位に同一脂肪酸を持つDG分子種(18:1−18:1,18:2−18:2,18:3−18:3)の比較では、活性は脂肪酸供与体(アシルーCoA)の不飽和度に関わらず、構成脂肪酸の不飽和度の増加と共に減少した。16:0−18:1及び16:0−18:2分子種の比較では活性は後者で低値を示した。以上のようにDGATは基質であるDG分子種を認識することが明かとなった。
研究分担食品機能・栄養化学研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031543
収録データベース研究課題データベース

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