食品中の微量栄養成分の評価(225)
食品中の微量栄養成分の評価(225)
課題番号 | 1992003618 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継S62〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 品質成分の解明及び評価 | ||
大課題 | 食品の健全性に係わる成分の評価及び開発 | ||
中課題 | 食品の生理機能成分の動物試験及び作用機作 | ||
小課題 | 食品中の微量栄養成分の評価(225) | ||
摘要 | 従来、リチウムは、生体における必須性が不明な元素とされていた。しかし、リチウムの摂取量が低下すると、行動異常が生ずることから、現在では、リチウムは必須元素として認められつつある。そこで、本年度は、各種食品中のリチウム含量を測定した。その結果、水産物以外の食品では、味噌(29ng/g)、野沢菜(14ng/g)、鶏骨(31ng/g)が比較的多くのリチウムを含有していた。水産物では、ワカサギ(74ng/g)、カキ(77ng/g)、アサリ(85ng/g)、焼ノリ(131ng/g)、コンブ(350ng/g)、スルメ(198ng/g)が、すべて、70ng/g以上と非常に高い含有量であった。このことから、リチウムの摂取には、水産物が適していることがわかった。 | ||
研究分担 | 食品機能・機能生理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031563 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |