食品成分が生体膜の防御機能に与える効果と白血球によるその測定

食品成分が生体膜の防御機能に与える効果と白血球によるその測定

課題番号1992003623
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間単H03〜H03
年度1992
研究問題品質成分の解明及び評価
大課題食品の健全性に係わる成分の評価及び開発
中課題食品の生理機能成分の動物試験及び作用機作
小課題食品成分が生体膜の防御機能に与える効果と白血球によるその測定
摘要白血球の役割は生体防御であるが、その過剰反応は守るべき生体組織を傷害する結果になる。白血球の活性を高め、かつその過剰反応を防ぐには食事・食品成分の及ぼす影響を明らかにしていくことが特に重要になる。我々の開発した毛細血管モデルに白血球を流し、その通過抵抗を調べたところ、活性状態によって著しく変化することが分かり、活性度の良い指標になることが明らかになった。この指標を用いて既知の刺激物質に対する白血球の反応を測定した。白血球1ヶ当たりの通過時間は、無刺激状態での0.16±0.12秒から2nMのFMLPによる刺激によって4.9±3.3秒に延長した。また、くろず成分を添加(5μg/ml)した試料では、無刺激状態での通過時間は、0.08±0.04秒であり、2nMのFMLPの刺激後の通過時間は、15.6±13.7秒であった。これらの結果から、健常者においても白血球の感受性に個人差が大きいこと、また、米醸造酢中に白血球の感受性を修飾する有用な物質が含まれていることなどが示された。
研究分担食品工学・計測工学研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031568
収録データベース研究課題データベース

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