米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(6)
米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(6)
課題番号 | 1992003656 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継H01〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の理化学的性質の解明 | ||
中課題 | 糖質の特性解明と高度利用 | ||
小課題 | 米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(6) | ||
摘要 | 米澱粉からCDを生産する目的で耐熱性CD合成酵素活性を向上させる目的で酵素生産菌の改良を行った。まず、N−メチル−N’−ニト−N−ニトロソグアニジン処理により酵素生産菌に突然変異を起こさせ、澱粉加水分解力の強い突然変異株を検索した。65℃、48時間静置培養で元株の4倍以上の乾燥菌体当り83.THU/gのCD合成酵素活性を得た。本酵素は、元株酵素と同様に65℃で活性が高く、各CD生成比もα:β:γ=2:3:1でβ−CDを主に生成していた。しかし、バッチ式で酵素反応を行ったが2回目で約30THU/gに活性が減少するので、本酵素を菌体に固定化する必要がある。今後は、本酵素の菌体固定化と各品種米澱粉への酵素反応性を検討する。 | ||
研究分担 | 理化学・炭水化物研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031601 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |