高活性オリゴ糖生産酵素の探索と応用(154)
高活性オリゴ糖生産酵素の探索と応用(154)
課題番号 | 1992003660 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継S59〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の理化学的性質の解明 | ||
中課題 | 糖質の特性解明と高度利用 | ||
小課題 | 高活性オリゴ糖生産酵素の探索と応用(154) | ||
摘要 | Pseudomonas sp.KO−8940の染色体DNAライブラリーより澱粉分解活性を指標としてマルトペンタオース(G5)生成酵素遺伝子をクローニングし、全塩基配列を決定した。本酵素遺伝子は、1,842塩基、NH2末端側にシグナル配列を含む614アミノ酸残基の前駆体をコードしていると予想された。塩基配列より予想されるアミノ酸配列中には多くのα−アミラーゼに認められる4つの 保存された配列が存在していた。また、COOH末端部分には生澱粉分解α−アミラーゼのCOOH末端部分と高い相同性を示す配列が認められた。G5生成酵素遺伝子をtacプロモターの直下に連結し、大腸菌での発現を試みた。その結果、発現量は、52.7IU/ml、G5生成酵素0.1g/Lに達した。この発現系は非常に効率よくG5生成酵素を生産可能で、その生産量はPseudomonas sp. KO−8940の約6倍であった。 | ||
研究分担 | 理化学・炭水化物研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031605 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |