損傷・変異・異常蛋白質の細胞内フ゜ロテアーセ゛による分解の制御機構
課題番号 | 1992003669 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 継H02〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 |
大課題 | 食料資源の理化学的性質の解明 |
中課題 | 食品蛋白質の特性解明と高度利用 |
小課題 | 損傷・変異・異常蛋白質の細胞内フ゜ロテアーセ゛による分解の制御機構 |
摘要 | 蛋白質は、生体内で生成するラジカルを消去し、自身は酸化蛋白質となることで、生体防御の一端を担っている。この様な酸化損傷蛋白質は生体に有害であるが、普通は速やかに分解され蓄積しない。この分解に関与するプロテアーゼは、組換え遺伝子発現産物を特異的に認識分解する酵素と同種類で生物体に普遍的に存在する。ウサギ網状赤血球のlyzateより部分生成した酵素は、不安定で容易にその潜在性・エネルギー依存性・基質選択性を失う。従って、本プロテアーゼの精製を進め、特性を明確にするためにはその安定化を計る必要がある。安定化条件を求めた結果、10%グリセロール、1mMATPにより、その潜在性・基質選択性が95−100%安定化されることが判明した。 |
研究分担 | 理化学・蛋白質研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031614 |
収録データベース | 研究課題データベース |