有色素米の色素の特性解明(67)
有色素米の色素の特性解明(67)
課題番号 | 1992003687 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
他機関 | 農工研 | ||
研究期間 | 継H02〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の利用技術の改良、開発 | ||
中課題 | 穀類素材の特性解明と利用・加工技術の改良、開発 | ||
小課題 | 有色素米の色素の特性解明(67) | ||
摘要 | 東糯396の抽出色素を、アビセルTLC(n−BuOH:AcOH:H2O=4:1:5)にかけ成分組成を検討したところ、Rf0.21付近に大きなスポットがあり、Rf0.26および0.30付近に比較的はっきりした副スポットが確認され、HPLCによる分析の結果と似ていた。HCl−MeOH抽出色素溶液のpH変化に伴う分光特性を検討したところ、pHが高くなるにつれ吸光度が減少し、pHが2.61を越えると色調が赤色から紫赤色に変化し、pH3.57からは赤紫色に、pH4.91からは青色、pH7.14以上では淡青色となり、アントシアニン系色素の一つと考えられた。色調の安定性は、HCl−MeOH溶液として5゜C以下では極めて安定であり1年以上大きな変化は認められなかったが、室温放置では1ケ月の間に褐変褪色が認められた。 | ||
研究分担 | 食品工学・生体反応研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031632 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |