食用キノコの子実体形成・誘導物質の検索
食用キノコの子実体形成・誘導物質の検索
課題番号 | 1992003717 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
他機関 | 転 | ||
研究期間 | 新H03〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 素材の特性解明及び利用 | ||
大課題 | 食料資源の利用技術の改良、開発 | ||
中課題 | 低・未利用食料資源の評価と利用・素材化技術の改良、開発 | ||
小課題 | 食用キノコの子実体形成・誘導物質の検索 | ||
摘要 | これまでに放線菌の培養液3000点、糸状菌の培養液60点、既知物質40点等について、ヒラタケの子実体形成誘導活性を検定した。これらの中で、既知物質のうち活性があると結論してよいものが2個見いだされた。これらは、ペ−パ−デイスク法でも活性を示したが、培地上に噴霧しても子実体原基を誘導した。しかし、現在の物質は、食用きのこに用いるには、実用上問題があるので、食品に添加可能な関連物質についてさらに検索を試みる。また、糸状菌由来の試料でも比較的活性のある試料が数点見いだされているが、再現性、濃度依存性を明かにした上で、精製に踏み切りたい。放線菌由来の子実体誘導活性を示す試料数点については、分画を進めていくうちに活性の再現性が現れなくなるため、これ以上精製を進めるのは困難と見なし、保留した。 | ||
研究分担 | 素材利用・素材化研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031662 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |