生分解性フィルムの物理的・化学的特性の解明

生分解性フィルムの物理的・化学的特性の解明

課題番号1992003723
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間新H03〜H05
年度1992
研究問題素材の特性解明及び利用
大課題食料資源の利用技術の改良、開発
中課題低・未利用食料資源の評価と利用・素材化技術の改良、開発
小課題生分解性フィルムの物理的・化学的特性の解明
摘要置換度(M.S.)=1.7M および2.5Mのヒドロキシエチルセルロース(HEC)の複素弾性率c″および複素誘電率ε″は厳しい乾燥条件の下でおよそ−130℃にピークを示す。水分含量の少ない試料の方が水分含量の多い試料より小さいピークを示す。これは、少量の水分子の存在により、結晶構造が安定化し、分子運動が抑制されることによるものと考えられる。このピークはヒドロキシエチル基の回転運動によるものと考えられる。また、吸湿した試料では−50℃付近にc″およびε″のショルダーが見られるが、乾燥条件を厳しくしていくと、ショルダーは消失するので、このショルダーは水分子の運動によるものと考えられる。M.S.=2.4Mのヒドロキシプロピルセルロース(HPC)の−60℃〜−40℃における広幅NMRの二次モーメントの減少、M.S.=3MのHPCの−70℃〜−60℃における二次モーメントの減少、M.S.=4.1MのHPCの−90℃〜−75℃における二次モーメントの減少は、いずれもヒドロキシプロピル基の運動による狭化と考えられる。置換度の増加とともに、この温度域が低温側に移動していることは、誘電性・粘弾性測定の結果と良く対応している。
研究分担理化学・食品物性研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031668
収録データベース研究課題データベース

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