実験動物を用いたマイコトキシンの毒性評価手法の開発
課題番号 | 1992003735 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 新H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 |
大課題 | 食品の品質保持技術の改良、開発 |
中課題 | 食品加害菌及びマイコトキシンの制御法の改良、開発 |
小課題 | 実験動物を用いたマイコトキシンの毒性評価手法の開発 |
摘要 | 鶏の幼雛を用いて、実際に応用が試みられている吸着剤でも、牛血清アルブミン(BSA)と同様アフラトキシンの吸収が、阻害されていることが示唆された。これまで、BSAアフラトキシンとの相互作用が詳細に研究されてきた。それらの知識に基づき、BSAによるアフラトキシンの吸収阻害を検討する上で、この幼雛モデルは有用であると考えられる。しかし、BSAは、pH8.3でアフラトキシンと最もよく結合すると報告があったが、経口投与実験においては、pH8.3とpH7.2との間で、その結合に差がほとんど認められなかった。これは、血中にとりこまれたアフラトキシンの量にほとんど差が認められなかったことから推察された。 |
研究分担 | 流通保全・トキシン研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031680 |
収録データベース | 研究課題データベース |