植物細胞培養による色素等の基礎的生産技術の開発(47)
課題番号 | 1992003763 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
他機関 | 農工研 |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 |
大課題 | 食品の加工・流通に係わる工学的技術開発 |
中課題 | 食品素材の生物工学的生産システムの開発 |
小課題 | 植物細胞培養による色素等の基礎的生産技術の開発(47) |
摘要 | 細胞融合による新規細胞の作出も含め、ブルーベリーおよびクチナシ培養細胞のプロトプラストの調製ならびに増殖性能につき基礎的な検討を行った。Pectolyase Y−23:Cellulase Onozuka RS:Driselase(各0.5%)、蔗糖3%、マニトール0.5M、20mM−MES(pH5.65)溶液を用いて、1週間目のカルス細胞からのプロトプラスト調製を試みた結果、ブルーベリー培養細胞の場合、25゜C下で4時間目頃からプロトプラストが認められ始めたが、24時間目ではほぼ細胞壁が消化された。クチナシ培養細胞では細胞壁が消化されにくく、4日間の処理が必要であった。各処理段階における、いずれのプロトプラストも増殖は認められず、今後、さらに詳細な調製条件ならびに増殖培養条件の検討が必要である。 |
研究分担 | 食品工学・生体反応研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031708 |
収録データベース | 研究課題データベース |