ジルコニウム微粒子膜の特性把握(85)
ジルコニウム微粒子膜の特性把握(85)
課題番号 | 1992003764 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
他機関 | 農工研 | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 | ||
大課題 | 食品の加工・流通に係わる工学的技術開発 | ||
中課題 | 食品素材の生物工学的生産システムの開発 | ||
小課題 | ジルコニウム微粒子膜の特性把握(85) | ||
摘要 | ジルコニウム超微粒子ダイナミック膜を形成するため、製膜法を検討した結果、50゜Cで約2時間エージングすることによりジルコニウムの濃度が0.0005〜0.005mol/l、オキシ塩化ジルコニウムと硫酸の比率が1.0/0.7〜1.0/7.0までの範囲で超微粒子が形成できること、かつ、比率を変えることにより粒径を0.03ミクロンmから0.3ミクロンm前後まで制御できることが解明できた。水中に分散させた超微粒子をセラミック製精密ろ過膜の支持体でろ過して得られた堆積超微粒子層が限外ろ過膜としての膜性能を持つことも明らかにした。本膜は再現性と安定性に優れその分画性能は超微粒子の粒径や堆積層の厚さで制御することができた。また、ケーキろ過モデルで膜形成機構が解析できることを明らかにした。 | ||
研究分担 | 食品工学・生体反応研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031709 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |