微水系メンブレンバイオリアクターの特性解明(151)

微水系メンブレンバイオリアクターの特性解明(151)

課題番号1992003765
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間継H02〜H04
年度1992
研究問題加工・流通技術の開発及び利用
大課題食品の加工・流通に係わる工学的技術開発
中課題食品素材の生物工学的生産システムの開発
小課題微水系メンブレンバイオリアクターの特性解明(151)
摘要微水系すなわち有機溶媒中での酵素反応は,通常の反応の逆反応活性が高まること,水不溶性物質を基質として用いることができること,加水分解反応を抑えることができること,微生物汚染を抑えることができることなどの利点を有する。本年度は,有機溶媒中でトリパルミチンとステアリン酸のエステル交換反応において,食品添加物レベルの界面活性剤で修飾し,親油性を高めたリパーゼを用いて,水濃度と酵素活性の関係を検討した。ヘキサン系において交換活性は,水濃度および酵素濃度に強く依存し,基質濃度には依存しなかった。無溶媒系までの広い範囲にわたって,酵素と水の関係が100mmol H2O/(g Enz)の場合に最大反応速度が得られた。この修飾酵素によるエステル交換反応では,副反応としての加水分解によるジグリセリド,モノグリセリドが生じないこと,しかしながら,直接グリセリドが加水分解により生成する特徴を有することがわかった。加水分解によるトリグリセリドの減少は,水濃度に依存した。なお,本修飾酵素はヘキサン中で高い活性を示したが,エタノール中での活性はみられなかった。
研究分担食品工学・プロセス研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031710
収録データベース研究課題データベース

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