青果物の水分蒸散特性の解明(90)

青果物の水分蒸散特性の解明(90)

課題番号1992003769
研究機関名食品総合研究所(食総研)
他機関北農試
研究期間完H01〜H03
年度1992
研究問題加工・流通技術の開発及び利用
大課題食品の加工・流通に係わる工学的技術開発
中課題品質保持のための物流技術の改良、開発
小課題青果物の水分蒸散特性の解明(90)
摘要青果物の最も大きな品質低下要因の一つである水分蒸散について、その測定法及び解析法について検討した。本研究のため、直方体の試料槽の上面を除く各面を囲む冷媒の温度を制御することにより試料槽の温度制御を、試料槽内の空気を吸湿槽あるいは加湿槽を通して循環させることにより湿度制御を、試料台の回転速度を制御することにより風速制御をそれぞれ行う装置を試作した。温度、湿度、風速の各要因を独立に制御することにより制御精度を高め、また湿度については95%RH以上を安定的に作り出すことを可能とした。さらに、質量測定に伴う環境条件の変動を防ぐため、試料台に小型のロードセルとアンプを設置し、アンプの電圧信号をスリップリングを介して静止部分のデータ集録装置に取り込み、試料の質量変化を連続的に測定・集録するシステムを開発した。また、水分蒸散特性の解析において、水分蒸発速度を質量減少率から直接算出する場合、呼吸速度の大きい産物では、20%程度の誤差が生じる例も観察された。これは、高湿度条件下では呼吸による乾物減少が無視できないためで、質量減少量を呼吸による乾物量の減少と水分蒸散に伴う水分損失とに分離して解析を行う必要がある。
研究分担食品工学・流通工学研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031714
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat