耐塩性キラー酵母のキラー物質の遺伝子のクローニングとその解析
課題番号 | 1992003784 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 新H03〜H07 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 |
大課題 | 微生物・酵素等の利用技術の開発 |
中課題 | 微生物利用技術の改良・開発 |
小課題 | 耐塩性キラー酵母のキラー物質の遺伝子のクローニングとその解析 |
摘要 | 本研究室で分離した耐塩性キラー酵母Pichia farinosa のキラー因子の遺伝子構造の解析のため、精製したキラー因子のN末端及びリジルエンドペプチダーゼ消化によって得られたペプチド断片のアミノ酸配列分析を行った。そのうち2カ所のアミノ酸配列から類推されるオリゴヌクレオチドを合成し、それらをプライマーに用い P. farinosaのゲノムDNAのPCR分析を行った。得られた0.2 KbのDNA配列は、このキラー因子の既知のアミノ酸配列を含む56アミノ酸の配列をコードしていた。次にこの断片をプローブに用いてサザンハイブリダイゼーションを行ったところ、約7KbのEcoRI断片が特異的にハイブリダイズした。このEcoRI断片をλgt11 に組み込んでライブラリーを作成し、スクリーニングを行った。現在得られたクローンについて制限地図を作成している。 |
研究分担 | 応微・糸状菌研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031729 |
収録データベース | 研究課題データベース |