DFA合成酵素の構造と機能(108)
DFA合成酵素の構造と機能(108)
課題番号 | 1992003792 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 | ||
大課題 | 微生物・酵素等の利用技術の開発 | ||
中課題 | 酵素利用技術の改良・開発 | ||
小課題 | DFA合成酵素の構造と機能(108) | ||
摘要 | キクイモなどの植物に含まれる多糖類イヌリンに作用して、ビフィズス菌の増殖に関与する成分を作り出すオリゴ糖DFAI(ダイフラクトースアンハイドライドI)合成酵素について検討を行った。Arthrobacter globiformis S14−3株の DFA合成酵素を精製脱塩し、ペプチドシークエンサー (ABI 477A/120A)により、N端末領域の一次構造を決定した。得られた情報に基づき、アミノ酸配列に対応する遺伝子 DNAのコドンの縮重の少ない配列を選定した。化学合成により、オリゴヌクレオチドプローブを調製した。酵素生産菌 S14−3株のクロモソーマル DNAは、Marmurの方法によって調製した。クロモソーマル DNAの BamHI消化物に対して、前述の2種のプローブを用いてサザンハイブリダイゼーションを行った。その結果、目的の酵素遺伝子が4kbの BamHI フラグメント上にコードされていることが示された。 | ||
研究分担 | 応微・酵素利用研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031737 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |