放線菌における遺伝子発現機構の分子遺伝学的解析(130)
課題番号 | 1992003812 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 継H02〜H04 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 |
大課題 | 食品の開発に係わる生物機能の利用 |
中課題 | 生体高分子機能の解明 |
小課題 | 放線菌における遺伝子発現機構の分子遺伝学的解析(130) |
摘要 | 放線菌におけるキシロース代謝に関与するxyl遺伝子群の構成とキシロースによる酵素合成誘導機構を分子遺伝学的に解析することを目的とする。前年度のプラスミドの解析によりxylA(キシロースイソメラーゼの遺伝子)をクローン化したStreptomycesgriseofuscus S−41株は、潜在性プラスミドpYO1(15kb)を保有することがわかっていた。相補性試験によるxylAを含む5.7kbDNA断片上のxylA近傍の二つのオープンリーデイングフレームの機能解析にはプラスミド非保有株の取得が必要と考えられたため、S. griseofuscus S−41株のプロトプラストを再生することによりpYO1非保有株SN−410を分離した。SN−410株の胞子を紫外線またはニトロソグアニジン処理し、キシロース資化能が欠損した変異株を3株分離した。現在、変異株の生化学的性状を調べている。 |
研究分担 | 応微生物機能・発酵細菌研微機能研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031757 |
収録データベース | 研究課題データベース |