タンパク工学的手法による酵素機能の発現機構の解明(137)
課題番号 | 1992003816 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
研究期間 | 延S63〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 生物変換機能の解明及び利用 |
大課題 | 食品の開発に係わる生物機能の利用 |
中課題 | 生体高分子機能の解明 |
小課題 | タンパク工学的手法による酵素機能の発現機構の解明(137) |
摘要 | 食品工業上重要な酵素であるダイズβーアミラーゼの触媒機構を分子レベルで解析し、タンパク工学的手法を用い、新しい機能を賦与した酵素の創製を行うことを目的とする。酵素活性に直接関与する活性残基を特定するため、ダイズとは疎縁の生物種である Bacillus polymyxa のβーアミラーゼのアミノ酸の一次構造とダイズのそれとを比較することにより得られた3ヶ所の相同性の高い領域に存在するEまたはD(カルボン酸)を他のアミノ酸に置換させた(特に、E186はアフィニティラベル法により活性残基の一つと推定されている)。E186→DまたはQ,D101→EまたはNの置換体では酵素活性はまったく認められないことから、これらのアミノ酸が活性に関与するアミノ酸であると推定された。 |
研究分担 | 生物機能・微機能研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031761 |
収録データベース | 研究課題データベース |