牧草類の組織培養による保存・増殖後の遺伝的変異の解明(73)
課題番号 | 1992001032 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
研究期間 | 継H02〜H04 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 |
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 |
小課題 | 牧草類の組織培養による保存・増殖後の遺伝的変異の解明(73) |
摘要 | アルファルファにおける雄性不稔系統とそれらの再分化植物について外部形態、花粉稔性等を比較し、培養前後の形質の変異を調べた。供試した7遺伝子型の内、6遺伝子型で葉部形態の変異した再分化植物体がみられた。これらの変異個体の染色体数は倍加し、一方、変異のみられない再分化植物では染色体数に変化が認められないことから、これらの葉部形態の変異は染色体倍加に起因すると考えられた。また、7遺伝子型の中から、14個体の再分化植物を得られたMSxC77−1について、花粉粒数を培養前の植物とそれに由来する再分化植物を比較した結果、有意な差が認められた。今後、この変異が遺伝的要因か生理的要因かを検討する必要がある。 |
研究分担 | 育種・育種素材研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031864 |
収録データベース | 研究課題データベース |