放牧育成牛における住血原虫の感染実態と発病動態の検討(176)
課題番号 | 1992001110 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
他機関 | 家畜衛試 |
研究期間 | 完H01〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 放牧を主体とする家畜の生産性向上技術の確立 |
大課題 | 放牧家畜の損耗の要因解明と防除技術の確立 |
中課題 | 放牧家畜の気象環境適応性と疾病防除技術の確立 |
小課題 | 放牧育成牛における住血原虫の感染実態と発病動態の検討(176) |
摘要 | 小型ピロプラズマ病(小型ピロ病)が例年多発する公共育成牧場(2年継続して放牧している)において、3年間にわたり感染、発病の実態を調査した。その結果、小型ピロ病の発病のピークは年によりその時期が大きく異なることが明らかとなった。また、連続した2年間同一個体群を観察したところ、2年目に感染した個体群では1年目に感染した個体群に比べ、Ht値の低下する個体も少なく、低下の割合も小さな傾向が認められた。さらに、1年目の発病の程度が2年目の放牧期間の血液所見に及ぼす影響について観察したところ、1年目に発病した個体ではその程度にかかわらず、2年目はほとんど発病しないことが明らかとなった。 |
研究分担 | 放牧利用・衛生管理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031942 |
収録データベース | 研究課題データベース |