採食量増進のための放牧方式の開発(190)

採食量増進のための放牧方式の開発(190)

課題番号1992001128
研究機関名草地試験場(草地試)
他機関畜試
研究期間完S63〜H03
年度1992
研究問題放牧を主体とする家畜の生産性向上技術の確立
大課題放牧体系における草地利用技術と飼養管理技術の確立
中課題放牧を主体とした育成技術及び肥育方式の確立
小課題採食量増進のための放牧方式の開発(190)
摘要放牧牛の採食量を増進させる要因として,転牧を考え,短期輪換放牧により採食量を高め,高増体を目指す放牧方式を検討した.1日2回転牧と2日1回転牧の比較は,放牧期の期間DGは前者が0.28kg,後者が0.32kgとなり,両区間に差はみられず,ともに低レベルの増体量であった.1日1回転牧による輪換放牧と定置放牧の比較は,両区の期間DGは0.32〜0.55kgの範囲を示し,1日1回転牧区が定置区を0.10kg程上回ったが,充分な発育は示さなかった.また,転牧の間隔を2〜7日に設定した輪換放牧と定置放牧では,定置区が放牧期を通じて転牧区を上回る増体量で推移し,期間DGは定置区0.51kg,転牧区0.41kgとなった.採食量は(3頭/日)は1日1回転牧区で1日目:82kg,2日目:98kg,3日目:90kg(計268kg),定置区でそれぞれ102kg,85kg,81kg(計270kg)となった.3日間の総採食量では両区に差は認められなかったが,採食量の日変動に異なる傾向があった.余剰草の刈り取り等の草地管理が不可能な急傾斜地での育成牛の放牧は,単に集約的な方式のみならず,地形に合った草地管理と放牧補助飼料の両立によって高増体を目指すことが効果的である.
研究分担山地・家畜飼養研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030031960
収録データベース研究課題データベース

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