植物の有する抗菌能の多様性の解明
植物の有する抗菌能の多様性の解明
課題番号 | 1992000549 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 単H03〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 土壌・水・気候資源の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 土壌・水資源の化学的特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 植物の有する抗菌能の多様性の解明 | ||
摘要 | 抗菌物質を含有または分泌する植物を用いて土壌病害を防ぐ技術に関し、研究を進めている。ジャガイモそうか病菌(Streptomyces scabies)に対して抗菌活性を有する植物の検索を行った。その結果、特定の科に属する植物だけでなく、多種多様な植物がジャガイモそうか病菌に対して抗菌活性を示すことが明らかになった。乾燥することによって抗菌活性を示す植物もあれば、活性を失う植物もあった。乾燥および新鮮物ともに強い抗菌活性を示した植物は、ゲンノショウコ、ヒキオコシ、マンネンロウ、カワラケツメイ、ハブソウ、カンゾウ、シャクヤク、およびヘンルーダであった。特に、ヒキオコシ(葉)、シャクヤク(葉)、ヘンルーダ(葉・実)の抗菌活性は著しく強いことが示された。 | ||
研究分担 | 環境資源・土壌有機研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032010 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |