土壌生態系における放線菌の特性の解明(69)
土壌生態系における放線菌の特性の解明(69)
課題番号 | 1992000562 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 継S58〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 | ||
大課題 | 環境生物資源の特性の解明と機能の評価 | ||
中課題 | 環境生物の特性の解明と機能の評価 | ||
小課題 | 土壌生態系における放線菌の特性の解明(69) | ||
摘要 | 土壌生態系で重要な役割を担い,生物防除での有効利用も期待されている,放線菌のキチナーゼに着目し,その解析を行う。S. lividansのキチナーゼ遺伝子,chiAの塩基配列を決定した。ORFは1713塩基対,コード領域のG+C含量は70mol%であった。他のキチナーゼ遺伝子の中でchiAに最も高い相同性を示したのは,Bacillus circulansのchiDであった。塩基配列より推定したアミノ酸配列に対するホモロジー検索の結果,S.lividansの全てのキチナーゼは,シグナル配列,基質吸着ドメイン,フィブロネクチンタイプ■リピートユニット相同ドメイン,活性ドメインの,4つのホモロジードメインに分かれていることが判明した。また,細菌のキチナーゼは少なくとも3つのグループに分かれること,植物のキチナーゼのクラス■と■は,細菌のそれとはかなり異なることが明らかになった。 | ||
研究分担 | 環境生物・土微利用研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032023 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |