イネ縞葉枯ウイルスのRNAポリメラーゼの純化と特性解析(78)
課題番号 | 1992000572 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
他機関 | 国立遺伝研【石浜明】 |
研究期間 | 継H01〜H10 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 |
大課題 | 環境生物資源の特性の解明と機能の評価 |
中課題 | 環境生物の変異と適応機構の解明と評価 |
小課題 | イネ縞葉枯ウイルスのRNAポリメラーゼの純化と特性解析(78) |
摘要 | イネ縞葉枯ウイルス(RSV)の増殖機構の特性を,RNA複製を触媒するRNAポリメラ−ゼの特性を解析することによって明かにする。ゲノムRNAから分離したRNAポリメラ−ゼにウイルスRNA分画を再添加しても,RNA合成活性は殆ど回復しなかった。そこで,RSVゲノムRNA各分節の両末端にある共通塩基配列が,RNAポリメラ−ゼによる認識の標的構造と考え,その構造をもつ50塩基の低分子RNAを調整した。純化ポリメラ−ゼは,このモデル鋳型を転写し,鋳型鎖長のRNAを合成した。従って,われわれの仮設が実証された。 |
研究分担 | 環境生物・土微分類研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032033 |
収録データベース | 研究課題データベース |