課題番号 | 1992000613 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発 |
大課題 | 農業生態系における要素間相互作用の解明と制御技術の開発 |
中課題 | 生物群集レベルにおける相互作用の解明と制御技術の開発 |
小課題 | ネギ畑における生物間相互作用(126) |
摘要 | ネギ,ニラの根には数種の抗フザリウム物質の含有が認められ,根のメタノール抽出液では強い活性が認められた。畑から採取したニラ,キュウリの根を駒田培地で培養するとフザリウムのコロニーを形成し,ネギでは,フザリウムに抗菌力を示す細菌のコロニーが形成された。この抗生物質は,既報のピロルニトリンとは異なる物質であることが明らかになり,土壌中でフザリウムに作用している可能性も考えられる。また,ネギの根から土壌pHを高める揮発性物質の放出が観察され,この物質がネギ畑土壌の理化学性,生物性に影響を及ぼしている可能性が示唆された。 |
研究分担 | 環境生物・他感物質研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032074 |
収録データベース | 研究課題データベース |