土壌の種類と農作物によるCs−137などの長半減期放射性核種の挙動の解明に関する研究(184)
課題番号 | 1992000665 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発 |
大課題 | 物質循環及びエネルギー動態の解明と制御技術の開発 |
中課題 | 物質循環とエネルギー動態の解明 |
小課題 | 土壌の種類と農作物によるCs−137などの長半減期放射性核種の挙動の解明に関する研究(184) |
摘要 | 核爆発事故や不測の原子炉事故により環境中に放出される長半減期核種について,草地・畑地・水田別に主要土壌を対象として,その土壌中における挙動ならびに作物への吸収移行との関係を,現地調査により解析している。その結果,草地を対象とした調査では,調査地点により土壌中の放射能濃度に大きな違いがあり,重量当りのCs−137濃度はいずれも地表の堆積腐植層で最も多く,深さ30cm前後では極めて低くなり,多くの場合測定不能であった。しかし,一部土壌では表層から20〜30cmまでほとんど変わらないという特異的な分布を示した。この原因は,更新の際に表土が下層へ埋没した結果とも考えられるが,さらに詳しく調べる必要がある。 |
研究分担 | 環境管理・分析法研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032126 |
収録データベース | 研究課題データベース |