Bordetella bronchisepticaの付着因子の性状及び病原学的役割の解明(57)
課題番号 | 1992003471 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 伝染病の防除技術の確立 |
大課題 | 国内伝染病の病原体の性状解明と疾病防除技術の確立 |
中課題 | 国内伝染病の診断,予防及び治療技術の確立 |
小課題 | Bordetella bronchisepticaの付着因子の性状及び病原学的役割の解明(57) |
摘要 | Bordetellabronchiseptica付着因子を分離・精製し、その生物学的性状を明らかにすることにより、豚萎縮性鼻炎における病原学的役割を解明し、本病の防除技術の確立に資する。3年度は、牛赤血球凝集活性を指標として、付着因子の分離・精製を試みた。結果として、液体培養上清の硫安塩析、PEG沈殿、pH4.5沈殿、D.W.沈殿により、比活性を3,570倍まで高めることができた。しかしながら、この部分精製試料は付着能のある■相菌に特異的な164kd蛋白質のほか、付着能を持たない他の相にも共通の多数の蛋白質を含んでいた。赤血球凝集活性物質は、低速遠心あるいは低イオン強度下で容易に沈殿することから、物理化学的性状の差異に基づく精製は困難と考えられた。 |
研究分担 | 総合診断・病原診断研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032286 |
収録データベース | 研究課題データベース |