牛における脂質代謝障害の診断・予防法の開発(100)

牛における脂質代謝障害の診断・予防法の開発(100)

課題番号1992003522
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間完S61〜H03
年度1992
研究問題生産病等の防除技術の確立
大課題生産病等の診断,予防及び治療技術の確立
中課題代謝及び機能障害の診断,予防及び治療技術の確立
小課題牛における脂質代謝障害の診断・予防法の開発(100)
摘要本研究では脂質結合蛋白質の一つとしてレチノール結合蛋白質(RBP)やトランスサイレチン(TTR)を取り上げ、正常時および各種疾病時における変動について検討してきた。まず牛血清からのRBPおよびTTRの精製法を確立し、またそれら性状について明らかにした(61−63年度)。次に一元免疫拡散(SRID)法によるRBPおよびTTRの測定を確立した。その結果、正常時及びビタミンA欠乏時には血清レチノールとRBPは高い正の相関を示した。したがって、高速液体クロマトグラフィー等の設備がなくてもSRID法によるRBP測定によって血清ビタミンA量の推定が可能となることが示された(62−元年度)。また脂質成分の変動を伴う肝疾患(エチオニン脂肪肝)、また肝膿瘍や実験的炎症性疾病における、RBP,TTRの変動をSRID法によって測定した結果、その病勢に応じて他の脂質成分よりも鋭敏に変動することを明らかにした。したがって、RBP,TTRの測定はビタミンA栄養状態の判定のみならず、脂質代謝異常を伴う肝疾患や炎症性疾患の診断等にも有効であることが示唆された(元−3年度)。
研究分担総合診断東北・2研生化学研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032337
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat