遺伝子発現至適細胞の作出(120)
遺伝子発現至適細胞の作出(120)
課題番号 | 1992003539 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 継H01〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 先端的,基盤的技術の開発 | ||
大課題 | 生物工学的手法による生物学的製剤等の開発 | ||
中課題 | 組換えDNA技術の応用による製剤等の開発 | ||
小課題 | 遺伝子発現至適細胞の作出(120) | ||
摘要 | 本課題は遺伝子の発現効率の良い宿主・ベクター系からなる遺伝子発現至適細胞を作出する事を目的とし,バキュロウイルスを発現ベクターとして検討した.その結果,イントロンのない牛白血病ウイルス転写活性因子(p34tax遺伝子)を組み込んだ組換えウイルスは野生株由来のp34tax蛋白質と分子量の等しい蛋白質を産生したが,イントロンの一部を改変したp34tax遺伝子を組み込んだウイルスではその産生はみられなかった.一方,アカバネウイルスのsRNAを組み込んだトランスファーベクターとバキュロウイルスDNAをリポフェクチン法で昆虫細胞にトランスフェクトしたが蛋白発現のクローンは得られなかった.今後は目的遺伝子の配列,糖鎖の付加,イントロンの有無などを検討する余地が残されている. | ||
研究分担 | 研二製剤・ウイ1研製剤工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032354 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |