豚オーエスキー病ウイルスの抗原タンパク質遺伝子の発現調節機構の解明(121)
課題番号 | 1992003540 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 完H01〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 先端的,基盤的技術の開発 |
大課題 | 生物工学的手法による生物学的製剤等の開発 |
中課題 | 組換えDNA技術の応用による製剤等の開発 |
小課題 | 豚オーエスキー病ウイルスの抗原タンパク質遺伝子の発現調節機構の解明(121) |
摘要 | オーエスキー病の原因である豚ヘルペスウイルス1(PrV)の主要カプシドタンパク質(MCP)の発現調節機構と生物学的機能の解析を目的に、相同組換え法によりMCP遺伝子組換えワクチニアウイルス(rVV)を作出した。rVVは感染細胞に予想された分子量を有するMCP抗原を発現した。rVVを接種したウサギとマウスの血清中には抗VV抗体が認められたが、抗MCP抗体は検出されなかった。また、PrV感染豚の血清中にはPrVの糖タンパク質に対する抗体は認められたが、抗MCP抗体は検出されず、MCPの免疫原性は低いことが示唆された。ウイルス粒子中に最も多く含まれるタンパク質であるMCPの生体内における反応性に興味がもたれる。 |
研究分担 | 研二・ウイ2研生物物理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032355 |
収録データベース | 研究課題データベース |