家畜のインターフェロン(125)
家畜のインターフェロン(125)
課題番号 | 1992003544 | ||
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研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 先端的,基盤的技術の開発 | ||
大課題 | 生物工学的手法による生物学的製剤等の開発 | ||
中課題 | 組換えDNA技術の応用による製剤等の開発 | ||
小課題 | 家畜のインターフェロン(125) | ||
摘要 | 昨年度設計した遺伝子構造を元にして、新たにウシインターフェロンβ−3遺伝子の合成と組上げを行った。長いDNAは品質上の信頼性が低いので、30mer前後の比較的短いオリゴマーを35本合成し、HPLCで精製した。これらは各々、15merずつオーバーラップしており、3ブロックに分けてアニーリングで組み上げた(ブロックI,II,III)。これらをpUCベクターに挿入した。この方法(アニーリング法)は非常に簡便で迅速であり、本研究では3ブロックに分けたが、おそらく全遺伝子を一度に組み上げる事も可能であろう。昨年度の研究で、Proによって人為的にturnを起こす事により、シグナルの切断が制御されうることを明らかにした。本年度はこの系を用いて、シグナルの切断点をシフトさせることにより、リゾチーム(HLY)のN末端にAla,Val,Leu,Lys,Asnを付加した改変体を作成し、その機能を野生型と比較した。その結果Lysを付加したLys−HLYは野生型よりも、高pH、高イオン濃度で高い活性を示した。 | ||
研究分担 | 製剤・製剤工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032359 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |