薬剤耐性等のマーカーを用いた形質転換ES細胞の選択培養法の開発(136)
課題番号 | 1992003554 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 先端的,基盤的技術の開発 |
大課題 | 生物工学的手法による生物学的製剤等の開発 |
中課題 | 組換えDNA技術の応用による製剤等の開発 |
小課題 | 薬剤耐性等のマーカーを用いた形質転換ES細胞の選択培養法の開発(136) |
摘要 | C3H系統のマウスから樹立されているES細胞株を用いてその安定培養に必要な条件を検討した。培地にはダルベッコ変法イーグル培地にウシ胎児血清、メルカプトエタノールおよび分化阻害因子(LIF)他を添加したものを用いた。支持細胞にはマイトマイシンC処理したマウスSTO細胞を使用した。ES細胞の培養にあたっては培地を毎日交換し、2日ごとにトリプシン処理によってコロニーを分散した後、1:10の希釈率で新しい培養皿に植え込むことでほぼ安定に継代・維持できた。継代されたES細胞をヌードマウスに移植したところ様々な組織からなる固型腫を形成し、ES細胞が多分化能を保持していることが示された。またC3H系統マウス特異的抗体によってES細胞のコロニーのみが染色され、このES細胞を識別する有用なマーカーとなることも示唆された。 |
研究分担 | 研二飼料安全・生物物理研慢性毒性研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032369 |
収録データベース | 研究課題データベース |