家畜操作胚の着床機構に関与する物質の検討(35)
家畜操作胚の着床機構に関与する物質の検討(35)
課題番号 | 1992000821 | ||
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研究機関名 | 畜産試験場(畜試) | ||
研究期間 | 完S63〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 家畜の繁殖機構の解明と増殖技術の開発 | ||
大課題 | 雌畜の繁殖機構の解明と制御技術の開発 | ||
中課題 | 繁殖機能の発現機構の解明 | ||
小課題 | 家畜操作胚の着床機構に関与する物質の検討(35) | ||
摘要 | ファイブロネクチン(以下FN)をコートした培養皿上での牛透明帯脱出胚盤胞(以下HBL)の接着、伸長性は、FNレセプター結合部位の合成ペプチドRGDを添加することにより著しく抑制された。一方ネガティブコントロールである合成ペプチドRGEを添加した区においては、伸長性の阻害は観察されず、栄養膜外(以下TB)細胞の増殖と伸長が起こった。培養皿に接着後、牛HBLから増殖したTB細胞は単層化するとともに、直径1ー5mm程度のTrophoblastic vesicle(以下TV)を形成した。酵素分散させたTB細胞は継代培養時に初代培養細胞と同様にTVを形成し、4代以上の継代培養が可能であった。継代培養時に形成されたTVの接着についてもHBLで見られたようにRGDペプチドで接着阻害の傾向が認めらた。 | ||
研究分担 | 繁殖・生殖機能研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032452 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |