絨毛膜による妊娠特異物質産生に関する研究(37)
絨毛膜による妊娠特異物質産生に関する研究(37)
課題番号 | 1992000823 | ||
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研究機関名 | 畜産試験場(畜試) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 家畜の繁殖機構の解明と増殖技術の開発 | ||
大課題 | 雌畜の繁殖機構の解明と制御技術の開発 | ||
中課題 | 繁殖機能の発現機構の解明 | ||
小課題 | 絨毛膜による妊娠特異物質産生に関する研究(37) | ||
摘要 | 牛尿膜・絨毛膜には、多数の蛋白が含まれていたが、妊娠特異的な蛋白としては、既知の胎子特異蛋白であるα−Fetoproteinが検出され、また胚や胎子の発生・分化に重要な役割を果たすレチノ−ルに対する結合蛋白が含まれることをすでに明かにした。牛体外受精胚由来の栄養芽細胞は、Trophoblastic vesicle形成能を有していた。in vitroで培養状態にある牛TB細胞の蛋白合成を、[35S]−Metを用いたフルオログラフィ−で検討したところ、TB細胞は102K,77−73K,67K,51K,37−36K,22Kの蛋白を合成し、また45Kおよび37Kの蛋白を培養上清に分泌していたが、合成された蛋白個々の意義は明かにしえなかった。TB細胞の蛋白組成についてのSDS−PAGEの結果は、フルオログラフィ−と類似したものであったが、20K前後に妊娠特異的と推定しうるバンドが認められた。 | ||
研究分担 | 繁殖・生殖機能研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032454 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |