ルーメン発酵調節による子牛の発育改善(88)

ルーメン発酵調節による子牛の発育改善(88)

課題番号1992000875
研究機関名畜産試験場(畜試)
研究期間継S63〜H04
年度1992
研究問題家畜・家禽の物質代謝機構の解明・制御と飼料・栄養素の有効利用
大課題家畜・家禽の栄養素の消化・吸収機構の解明
中課題ルーメン内環境の解明と最適化
小課題ルーメン発酵調節による子牛の発育改善(88)
摘要胚移植などにより生産された双子以上の多子牛は一般に小格で、発育も単子より劣ることが多い。そこで、多子牛の発育に及ぼすルーメン微生物構成の影響を明らかにすることを目的とし、各種のルーメンプロトゾア構成がルーメン発酵、消化率およびメタン生成に及ぼす影響を検討した。ホルスタイン種去勢牛を用い、プロトゾア不在(Unf)の子牛を作出し、順次、プロトゾアを接種し、Entodinium単独牛とEntodinium+Eudiplodinium牛を作出した。いずれの供試牛にも、乾草ウエハーと濃厚飼料(1:1)を1日当たり体重の約2.5%給与した。その結果、ルーメン内容液中のVFAのモル比率はUnf期でプロピオン酸が高く、プロトゾア存在期では酪酸が高かった。飼料のタンパク質、エネルギーおよび繊維の消化率はいずれもUnf期に比べ、プロトゾア存在期の方が有意に高かった。しかし、メタン生成量はUnf期はプロトゾア存在期に比べ有意に少なかった。これは、プロトゾアによりメタン菌が増加したためと考えられた。
研究分担生理・生理4研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032506
収録データベース研究課題データベース

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