農薬耐性有用昆虫の育種素材化(29)
農薬耐性有用昆虫の育種素材化(29)
課題番号 | 1992003289 | ||
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研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) | ||
研究期間 | 延H01〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 昆虫等の遺伝情報発現機構の解明と制御・利用技術の開発 | ||
大課題 | 昆虫等への新機能付与技術の開発と育種素材の作出 | ||
中課題 | 新育種素材作出技術の開発 | ||
小課題 | 農薬耐性有用昆虫の育種素材化(29) | ||
摘要 | DDVP乳剤で認められた耐性が維持されているか否か、それぞれ千、1万、10万、100万分の1に希釈しDDVP乳剤を桑葉に塗布し、風乾後蟻蚕を各区50頭掃き立て生存頭数を調べたところ去年と同様の傾向を示した。また、新たに作用機作の異なる殺菌剤アグリマイシン100をそれぞれ10、100、千、1万分の5に希釈後同様な調査を行った。10分の1の希釈では1齢中にすべて死亡したが、100分の5に希釈した液を用いた場合は、死亡率に蛾区間差が認められた。この結果、蚕品種「日02号」はDDVP乳剤で認められたと同様な傾向を示したことから、アグリマイシンに対しても抵抗性(感受性)があることを示唆した。 | ||
研究分担 | 遺伝育種・育種素材研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032609 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |