カイコのストレス耐性に関する遺伝的特性の解析(35)
課題番号 | 1992003293 |
研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 昆虫等の遺伝情報発現機構の解明と制御・利用技術の開発 |
大課題 | 昆虫等の適応機構の解明と利用法の開発 |
中課題 | 適応機構の遺伝学的解析と利用法の開発 |
小課題 | カイコのストレス耐性に関する遺伝的特性の解析(35) |
摘要 | 5齢期に高温耐性に関し強弱2方向へ選抜した日本種系統(蚕品研)を人工飼料中の大豆量とセルロース量の比率の異なる3種類の飼料で飼育し、2齢期に33℃又は36℃に接触後常温(28℃)で飼育し高温接触の影響を調査した。3齢蚕率は飼料、温度及び系統間で有意な差が認められ、飼料では大豆量が多い程(多=中>起)、温度では36℃<33℃<28℃の順に、また、強い方へ選抜した系統が高い値を示した。2齢飼育日数は同様に系統、飼料及び温度間で有意な差が認められ、飼育日数は温度では28℃飼育区で最も短く、33℃は36℃よりも長く、飼料では大豆量が多いもので短く、また、強い方へ選抜した系統が短い傾向を示した。 |
研究分担 | 遺伝育種・適応遺伝研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032613 |
収録データベース | 研究課題データベース |