ニューラルネットによる視覚認識システムの開発(50)
課題番号 | 1992003308 |
研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 昆虫等の生体機能の解明と制御・利用法の開発 |
大課題 | 昆虫等の行動調節機構の生理・生化学的解明と利用法の開発 |
中課題 | 運動の出力・調節機構の解明と制御法の開発 |
小課題 | ニューラルネットによる視覚認識システムの開発(50) |
摘要 | 本研究では、画像認識による家蚕蛹体尾部模様の識別(雌雄判別)を検討している。本年度は、画像上の蛹体と背景とを区別する手法の検討と、暗線抽出処理の改善を行った。また、研究効率向上のためにパソコンを更新した。各画素のGR比(緑色成分の値÷赤色成分の値)を求め、この平均値によりGR比を2値化したところ、蛹体と背景(白色)とを分離できた。新しい暗線抽出処理手法では、雌固有のX模様の抽出を損なうことなく不要成分の混入を抑制できた。さらに、この抽出処理で得た線分の断片を分類する上で基本的なルーチンとなるラベル化処理プログラムを作成した。現段階ではこの処理時間は長く、プログラムを改善する必要がある。 |
研究分担 | 加工利用・計測制御研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032628 |
収録データベース | 研究課題データベース |