簡易調製人工飼料の開発(127)
簡易調製人工飼料の開発(127)
課題番号 | 1992003385 | ||
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研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) | ||
他機関 | 蚕品種研究所;東芝機械KK【堀江保宏;伊東祐英】 | ||
研究期間 | 完H02〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 用途別繭の効率的生産技術の開発 | ||
大課題 | 人工飼料等による低コスト繭生産技術システムの開発 | ||
中課題 | 栄養要求の解明と低コスト人工飼料の開発 | ||
小課題 | 簡易調製人工飼料の開発(127) | ||
摘要 | 蚕の人工飼料には水分を維持するために寒天やカラギーナンが添加され、飼料価格を高くする大きな要因になっている。このため、食品加工の分野で利用されている二軸エクストルーダーを用いて、飼料素材中に含まれるタンパク質やでん粉のα化を行い、寒天などを添加しないでも成形や保水が可能となる簡易調製人工飼料を開発した。本飼料はペレット状の水戻し飼料で、水に浸漬するだけで適度の水分率を持つ湿体飼料となった。この吸水に要する時間は水温が高いほど速く、25℃では5−10分を要した。本飼料は従来の湿体飼料と異なり乾体として流通するため、輸送や貯蔵に便利で、腐敗や変質が少ない等の特徴を有している。 | ||
研究分担 | 生産技術・人工飼料研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032705 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |