成分含量の簡易・迅速定量法による茶遺伝資源の評価法の開発
課題番号 | 1992001502 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 単H03〜H03 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 |
大課題 | 遺伝資源の導入・利用 |
中課題 | 遺伝資源の導入と評価技術の開発 |
小課題 | 成分含量の簡易・迅速定量法による茶遺伝資源の評価法の開発 |
摘要 | 茶遺伝資源の中から成分育種素材を探索するための簡易・迅速検索法と評価法の開発を行う。全窒素、カフェイン、水分の近赤外分光分析法による定量用検量線を作成し、全窒素量と滋味の官能評点に1%水準で有意な相関を認めた。酵素によるブドウ糖測定試薬を用いた木化根中の炭水化物の簡易定量法を開発し、従来法と高い相関があることを示した。1534系統のカフェイン含量調査の結果、最高5.46%、最低1.64%であり、データベース化する予定である。濃赤色の‘べにばな’品種新葉から分離した4色素は茶の品種・系統全般に存在していた。その中の紫色の色素はデルフィニジンと推定された。この成果は新需要創出計画に受け継ぐ予定である。 |
研究分担 | 久留米茶栽培茶利用加工・育種研育種素材研製茶研製品開発研茶樹育種研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032769 |
収録データベース | 研究課題データベース |