種子形成・発芽過程の生理的制御(209)
種子形成・発芽過程の生理的制御(209)
課題番号 | 1992001669 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 継H01〜H06 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生理生態特性の解明とその制御技術の開発 | ||
大課題 | 生育相の解明と制御技術の開発 | ||
中課題 | 生殖・種子生理の解明と制御技術の開発 | ||
小課題 | 種子形成・発芽過程の生理的制御(209) | ||
摘要 | 植物の種子形成・果実発育等の生殖活動における植物ホルモンの生理的役割を明らかにするために、トマト’まごごろ’をモデル植物として果実形成における内生ジベレリンの動態を調べた。その結果、除雄雌蘂ではジベレリン合成機構は機能せず、受粉雌蘂では受粉3日目におけるジベレリン合成は活発であり、果実の成長にともなってGA19からGA20そしてGA1に至る代謝系が促進されることが明らかになった。一方、単為結果した果実においては受粉果実と同じ傾向が認められたが、果実肥大が促進される割にはジベレリン合成・代謝系の機能化は遅れる傾向があった。以上のことから、トマトにおいては受精によるジベレリン合成機能の促進が胚分化と果実形成に大きく関与していることが示唆された。 | ||
研究分担 | 生理生態・生殖生理研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030032936 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |