野菜の土壌病害に対する生物的防除法の開発(289)
課題番号 | 1992001738 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H03〜H04 |
年度 | 1992 |
研究問題 | 生産安定化技術の開発 |
大課題 | 病害虫防除技術の開発 |
中課題 | 生物的手法を主体とした病害制御技術の開発 |
小課題 | 野菜の土壌病害に対する生物的防除法の開発(289) |
摘要 | キャベツ萎黄病に対して、2種類の拮抗微生物入り微生物資材の防除効果をクロルピクリン半量前処理ならびに改良遮根シートとの併用で検討した。重汚染圃場では両資材とも単独処理、半量クロルピクリンとの併用処理でも防除効果は低かった。しかし、改良遮根シートとの併用では優れた防除効果を示した。一方、トマト青枯病に対するトマトの品種間差、接木による防除効果について検討した結果、‘桃太郎’や‘T−39’はクロルピクリン処理圃場でも全株枯死した。しかし、同条件下でも‘瑞栄’は発病が少なかった。また、‘メイト’、‘興津101号’、‘PENT−R’や‘LS−89’台の‘桃太郎’も高い発病株率を示した。これらの台木の自根栽培は発病抑制効果が高かった。 |
研究分担 | 久留米・病害研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033005 |
収録データベース | 研究課題データベース |