ウイルス抵抗性野菜の作出(292)
ウイルス抵抗性野菜の作出(292)
課題番号 | 1992001741 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
他機関 | 生物研【美濃部侑三】 | ||
研究期間 | 継H03〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生産安定化技術の開発 | ||
大課題 | 病害虫防除技術の開発 | ||
中課題 | 生物的手法を主体とした病害制御技術の開発 | ||
小課題 | ウイルス抵抗性野菜の作出(292) | ||
摘要 | ZYMVゲノム3’末端からポリA鎖を除く1165塩基の配列を決定した。第1翻訳枠に,第1塩基から始まり第954塩基まで続く最も大きいタンパクへの読み枠(ORF)が確認された。ポティウイルスグループに属する他のウイルスのゲノム3’末端コード領域との相同性から,同ORFがZYMVゲノムの翻訳枠の一部であることが明らかになった。また今回塩基配列を決定した領域には,外被タンパクコーデイング領域に加え,ZYMV複製酵素のカルボキシル末端領域も含んでいることが明らかとなった。ZYMVゲノムの別の領域にコードされている制限プロテアーゼによって,Val−Ile−Leu−Gln↓Ser(↓:タンパクの切断点)のアミノ酸配列が認識され,279アミノ酸からなる分子量31256.79・等電点6.8の外被タンパクが,前駆体であるゲノム・ポリプロテインのカルボキシル末端領域から切り出されてくることが明らかとなった。 | ||
研究分担 | 環境野菜育種・育種1研育種2研病害1研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033008 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |