薬剤耐性菌の発生機構と制御技術の開発(293)
薬剤耐性菌の発生機構と制御技術の開発(293)
課題番号 | 1992001742 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 継H03〜H05 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生産安定化技術の開発 | ||
大課題 | 病害虫防除技術の開発 | ||
中課題 | 生物的手法を主体とした病害制御技術の開発 | ||
小課題 | 薬剤耐性菌の発生機構と制御技術の開発(293) | ||
摘要 | いちご炭そ病菌(Colletotrichum fragariae)23菌株の培地上における薬剤耐性を調べたところ、ジエトフェンカルブ剤に対し、MIC値10PPM以下の感受性菌11菌株と同1000PPM以上の耐性菌12菌株に分かれた。これら23菌株はイプロジオン、ビンクロゾリン及びプロシミドンの各薬剤に対し、MIC値1000PPM以上の耐性菌であった。次に佐賀県と長崎県で見いされたC.fragariaeとは異なるColletotrichum属菌(C.acutatum及びその類似菌)の培地上での薬剤耐性を調べた結果、調査した43菌株の全てがベノミル剤に対して耐性(MIC値2000〜4000PPM)であり、ジエトフェンカルブ剤に対しても、MIC値が4000PPMの耐性であった。これらの菌はプロピネブ剤に対してはMIC値が250PPM以下がほとんどで、全株が感受性と考えられた。 | ||
研究分担 | 久留米・病害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033009 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |