昆虫寄生性線虫の野菜害虫防除への利用法(306)
昆虫寄生性線虫の野菜害虫防除への利用法(306)
課題番号 | 1992001753 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 継H02〜H04 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 生産安定化技術の開発 | ||
大課題 | 病害虫防除技術の開発 | ||
中課題 | 生物的手法を主体とした害虫制御技術の開発 | ||
小課題 | 昆虫寄生性線虫の野菜害虫防除への利用法(306) | ||
摘要 | ハスモンヨトウに対する昆虫寄生性線虫Steinernema carpocapsaeの殺虫効果と線虫散布後の温湿度条件との関係について、鉢植えのナス、イチゴ、ハクサイを用いて調査した。1000頭/mlの線虫を散布した場合の殺虫率は、散布後88〜97%RHの高湿度に保持する時間が長くなるとともに高くなり、25℃と30℃では9時間以上、20℃では12時間以上、15℃では24時間高湿度に保持するとほぼ100%の殺虫率が得られた。線虫の濃度を高くすると殺虫率は高くなり、25℃の場合、3000頭/mlでは6時間、9000頭/mlでは3時間高湿度に保持すると100%の殺虫率が得られた。寄主植物と殺虫効果の関係についてみると、イチゴとハクサイでの殺虫率がナスよりやや高かった。 | ||
研究分担 | 久留米・虫害研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033020 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |