野菜類の品質変動機構の解明(341)
野菜類の品質変動機構の解明(341)
課題番号 | 1992001784 | ||
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研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) | ||
研究期間 | 完H01〜H03 | ||
年度 | 1992 | ||
研究問題 | 流通・加工技術の開発 | ||
大課題 | 流通技術の開発 | ||
中課題 | 野菜の包装・輸送・貯蔵技術の開発 | ||
小課題 | 野菜類の品質変動機構の解明(341) | ||
摘要 | プラスチックフィルム密封による野菜の鮮度保持試験を実施した.カットレタスの最適環境気体組成は,酸素5〜20%,二酸化炭素40%であった.ミニトマトでは,使用したフィルムの厚み,貯蔵温度条件の何れにおいても鮮度保持効果を認めた.カリフラワーを厚さ0.05mmのポリエチレンフィルムで密封貯蔵するとガス障害がみられた.厚さ0.03mmのポリエチレンフィルムによるブロッコリーの鮮度保持試験の結果,収穫後数時間高温下に曝されたり流通中の温度変化により,酸素濃度が極端に低下し二酸化炭素濃度が上昇し,異臭が発生して商品性を著しく損なった.この品質低下は外観からは判断できないので注意を要する.密封包装による鮮度保持技術には温度管理が不可欠であることを実証した. | ||
研究分担 | 生理生態・輸送貯蔵研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030033051 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |